卒業
今日、先輩方が卒業した。
卒業式後の飲み会には行かなかった。
行けたし行きたい気持ちは強かったけれど行かなかった。
先輩方に最後に会った追い出しコンパは、動画作成に明け暮れてほぼ寝ずにいき、ろくにごはんも食べず会話もせずに別れた。
もっと話せばよかった。
ほかの同期や後輩みたいにメッセージカード書くとか、気の利いたこともしていないし。
でも、3年生からの出し物で、げらげら笑う四年生の姿と声がすごく嬉しくて、それが焼き付いたまま別れることができたから、それを四年生の学生最後の姿として心に刻むのも悪くないかなあと思った。すごく自分勝手かもしれないけど。
そして、どうしても、「卒業」というワードを聞くと、自分のことととても切り離して考えることができない。
もう1年後なんだと思うと、なんだか怖い。
私は先輩方みたいに、祝福されて、飛び立つことができるんだろうか。
自分を見失ってから、もう1年ぐらい経つのかな。
3年生の頭ぐらいから、もうずっと自分のことがわからない。
眠れなくなって、薬が手放せなくなって、ますます出不精になって、連絡不精になって、好きなものがなんだったのかもよくわからなくなってしまった。
サークルだって例外じゃない。好かれているか、評価されているか、そればかりが気になって、まっすぐにダメ出ししていた頃の自分を思うと歯がゆくてたまらない現実。
最後の最後にこんなんなってしまった私を、先輩方はよく見つめて引っ張ってくださって、かっこよくてずるいなあと思う。本当にありがとうございました。
ご卒業、おめでとうございます。
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最後にいつも勝つのは 笑顔で元気で幸せな人
もっと let's go 自分信じて 夢見る力を捨てたりせず
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